8. サーバーBの結果
2006.06.26 株式会社四次元データ 内田康介
pgbench 8章 サーバーBの結果
- 8.1. サーバー情報
- 8.2. クライアント数によるtpsの変化
- 8.3. 1クライアントあたりのトランザクション数によるtpsの変化
- 8.4. クライアント数・トランザクション数によるtpsの変化
- 8.5. 検索処理のみ実行した場合のクライアント数・トランザクション数によるtpsの変化
8.1. サーバー情報
今回のベンチマークテストで使用したサーバのスペックを以下に示します。
CPU | Pentium III 1GHz |
メモリ | 512MB |
OS | RedHat Linux 4.0 |
8.2. クライアント数によるtpsの変化
1クライアントあたりのトランザクション数を10で固定し、クライアント数のみ増加させてテストを行いました。
クライアント数50までは8.1が8.0を大きく上回っています。それ以上となると、8.1と8.0の差は10%台で安定しています。
8.3. 1クライアントあたりのトランザクション数によるtpsの変化
クライアント数を1で固定し、1クライアントあたりのトランザクション数を増加させてテストを行いました。
1クライアントあたりのトランザクション数500までは8.1が8.0を大きく上回っています。それ以上となると、8.1と8.0の差は15%程度で安定しています。
8.4. クライアント数・トランザクション数によるtpsの変化
クライアント数・1クライアントあたりのトランザクション数の双方を増加させてテストを行いました。
クライアント数10・1クライアントあたりのトランザクション数100までは8.1が8.0を大きく上回っています。 それ以上となると、8.1と8.0の差は13%程度で安定しています
8.5. 検索処理のみ実行した場合のクライアント数・トランザクション数によるtpsの変化
クライアント数・1クライアントあたりのトランザクション数は7.4と同様にし、検索処理のみを実行してテストを行いました。
8.1は8.0に比べ、ほぼ全ての条件で1-5%のtps下落が見られます。