7. サーバーAの結果
2006.06.16 株式会社四次元データ 内田康介
pgbench 7章 サーバーAの結果
- 7.1. サーバー情報
- 7.2. クライアント数によるtpsの変化
- 7.3. 1クライアントあたりのトランザクション数によるtpsの変化
- 7.4. クライアント数・トランザクション数によるtpsの変化
- 7.5. 検索処理のみ実行した場合のクライアント数・トランザクション数によるtpsの変化
7.1. サーバー情報
今回のベンチマークテストで使用したサーバのスペックを以下に示します。
CPU | Pentium III 500MHz |
メモリ | 384MB |
OS | RedHat Linux 3.2 |
7.2. クライアント数によるtpsの変化
1クライアントあたりのトランザクション数を10で固定し、クライアント数のみ増加させてテストを行いました。
クライアント数が増加するにつれ、8.0に比べ8.1のほうがtpsが高くなっています。
7.3. 1クライアントあたりのトランザクション数によるtpsの変化
クライアント数を1で固定し、1クライアントあたりのトランザクション数を増加させてテストを行いました。
8.0がトランザクション数100までの間に、急激にtpsを落としてしまっているのに対して、 8.1では緩やか下落にとどまっています。
7.4. クライアント数・トランザクション数によるtpsの変化
クライアント数・1クライアントあたりのトランザクション数の双方を増加させてテストを行いました。
8.1は8.0に比べ、ほぼ全ての条件で1-5%のtps下落が見られます。
7.5. 検索処理のみ実行した場合のクライアント数・トランザクション数によるtpsの変化
クライアント数・1クライアントあたりのトランザクション数は7.4と同様にし、検索処理のみを実行してテストを行いました。
8.1は8.0に比べ、5-12%のtps上昇が見られます。