目次へ
5.3.2. BETWEEN 演算子

BETWEEN 演算子は、述語が TRUE と評価される値の範囲を定義するものです。例えば、受注表から受注個数が 5 から 15 の受注番号を抽出するには次のように記述します。

-- sample.13-3 --
/* データの参照 */

  SELECT 受注番号 , 受注個数 FROM 受注表
         WHERE 受注個数 BETWEEN 5 AND 15 ;

/* 実行結果 */

 受注番号 受注個数
 ──── ────
 10003     10
 10004     15
 10005     15
 10006     15
 10010     10

上の実行結果からも分かるように、BETWEEN 演算子は境界値も含むことも注意しなければなりません。SQL は境界値を含まない BETWEEN を直接的にサポートしていません。境界値を含まないようにするには、例えば次のような工夫が必要です。

-- sample.13-4 --
/* データの参照 */

  SELECT 受注番号 FROM 受注表 , 受注個数
         WHERE (受注個数 BETWEEN 5 AND 15)
        AND NOT 受注個数 IN(5,15);


/* 実行結果 */

 受注番号 受注個数
 ──── ────
 10003     10
 10010     10

関連記事

↑このページの先頭へ

こちらもチェック!

PR
  • XMLDB.jp