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4.3. データの削除 <DELETE>

SQL では DELETE 文を用いることでデータの削除を行ないます。WHERE 句で条件を指定して、削除すべきデータを特定することもできます。基本的な構文は次の通りです。

DELETE FROM テーブル名 ; 

上の構文では指定したテーブルのデータを全て消去します。このとき、他のテーブルから外部参照されている値を含むデータは削除できません。

DELETE 文でテーブル内のデータを消去した後に DROP TABLE 文を実行すれば表を削除することができます。

次の sample.10 では WHERE 句を用いて、特定のデータだけを消去しています。商品表の商品コードが 0001 のデータを削除します。

表: 商品表
商品コード 商品名 単価
-- sample.10 --
/* データの削除 */

 DELETE FROM 商品表 WHERE 商品コード = '0001' ; 

(実習課題3)

テーブル employee にデータを追加し、表 のようになった。このデータをすべて削除するときの SQL 文を記述しなさい。

表: employee テーブル
e_num e_name year gender office
101 Ato Taro 1972 1 20
102 Ito Hanako 1978 0 10
103 Eto Hanako 1980 0 30
104 Kato Taro 1985 1 10
105 Sato Hanako 1988 0 10
106 Sudo Taro 1995 1 20
107 Nito Taro 1999 1 30

解答例はこちら

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