3. テーブルの操作
SQL 3章 テーブルの操作
- 3.1. テーブルの作成 <CREATE TABLE>
- 3.2. テーブルの変更 <ALTER TABLE>
- 3.3. テーブルの削除 <DROP TABLE>
- 3.4. データ値の制約
- 3.5. 参照整合性と外部キー
ここでは、テーブルの作成、変更及び削除について説明します。対象となるのはテーブルそのもので、テーブルに保存されるデータではありません。
3.1. テーブルの作成 <CREATE TABLE>
前章でも簡単に説明しましたが、テーブルの作成には CREATE TABLE 文を用います。CREATE TABLE 文の構文は次の通りです。
CREATE TABLE テーブル名 (列名 データ型 , ......);
CREATE TABLE の後にテーブル名を、その後ろの部分にカッコで囲んでフィールド名称、つまり列名とデータ型を設定します。
CREATE TABLE 文は行のない空のテーブルを作成する構文です。値は INSERT INTO 文を用いて入力します。INSERT INTO 文については後述します。CREATE TABLE 文は基本的に指定された順番に並んだ名前の付いた列の集合を説明するものとして、テーブル名を定義します。また、列のデータ型とサイズも定義します。テーブルは列を一つ以上持っていなければなりません。
例えば、下のような表を作成するには、sample.01 のような SQL を記述します。ここで、受注番号と受注個数は整数、得意先コードと商品コードは固定長文字列とします。
表:受注表 | |||
受注番号 | 得意先コード | 商品コード | 受注個数 |
/* 受注表の定義 */ CREATE TABLE 受注表 ( 受注番号 INTEGER NOT NULL, 得意先コード CHAR(5) , 商品コード CHAR(4) , 受注個数 INTEGER ) ;
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