2005.09.13 株式会社四次元データ 瀧下 浩
3.5 基本動作のまとめ
ここまでの基本動作をまとめておきます。
マッピングファイル(Book.hbm.xml)で、POJO と データベース上のテーブルの関係 を記述しています。Hibernate
は、このマッピングファイルを元に、オブジェクトと リレーショナルデータベースの関連付け(マッピング)を行います。 この結果、アプリケーションと
Hibernate のやり取りが、オブジェクトベースで行えるようになります。 オブジェクトをテーブルに格納する際に必要な手順は、Hibernate
がマッピングファイルを見ながら考えて実行してくれるのです。
必要とする POJO
クラスを指定するだけで、データベースへのアクセスや、ResultSet からの
オブジェクトの構築などの作業が不要になっているのがお分かりいただけたと思います。
この章で利用したファイルを以下にまとめておきます。
ファイル | 位置 | 備考 |
---|---|---|
hibernate.cfg.xml | road_to_hbm_master/src/ | 変更なし。 |
Book.hbm.xml | road_to_hbm_master/src/com/techscore/hibernate | 変更なし。 |
Book.java | road_to_hbm_master/src/com/techscore/hibernate | 変更なし。 |
BookDao.java | road_to_hbm_master/src/com/techscore/hibernate |
|
BookLoaderSample.java | road_to_hbm_master/src/com/techscore/hibernate | ロードを実行するクラスの追加。 |
BookUpdaterSample.java | road_to_hbm_master/src/com/techscore/hibernate | 更新を実行するクラスの追加。 |
BookSearchAllSample.java | road_to_hbm_master/src/com/techscore/hibernate | 検索を実行するクラスの追加。 |
BookDeleteSample.java | road_to_hbm_master/src/com/techscore/hibernate | 削除を実行するクラスの追加。 |