DBUnit 5章 データセット(2)
- 5.1. ReplacementDataset
- 5.2. CompsiteDataSet
- 5.3. QueryDataSet、DatabaseConnection
- 5.4. XlsDataset
5.3 QueryDataSet、DatabaseConnection
QueryDataSetを使用すると、指定したテーブルのデータを保持するデータセットを作成することができます。2章や3章の紹介したsetUpメソッドでも使用しています。
Connection conn=getConnection(); DatabaseConnection connection=new DatabaseConnection(conn); QueryDataSet acceptOrderDataSet = new QueryDataSet(connection); acceptOrderDataSet.addTable("ACCEPT_ORDER");
テーブルのデータを取得するには、まず、QueryDataSetインスタンスを作成します。QueryDataSetのコンストラクタの引数には、DatabaseConnectionをを指定します。次に、addTableメソッドを実行します。addTableメソッドの引数には、テーブル名を指定します。これにより、"select * from (テーブル名)"を実行した結果のデータセットを表すことになります。上のサンプルコードでは、acceptOrderDataSetは"select * from accept_order"を実行した結果を表すデータセットになります。
他にも、DatabaseConnectionのcreateDataSetメソッドを使用してデータベースのデータを保持するデータセットを作成することができます。
IDataSet allDataSet=new DatabaseConnection(conn).createDataSet(); IDataSEt acceptOrderDataSet = new DatabaseConnection(conn).createDataSet("ACCEPT_ORDER");
createDataSetを引数なしで実行すると、データベースに存在する全てのテーブルの全てのデータを表すデータセットを取得することができます。特定のテーブルのデータのみを取得したい場合は、引数にテーブル名を指定します。