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5.3 QueryDataSet、DatabaseConnection

QueryDataSetを使用すると、指定したテーブルのデータを保持するデータセットを作成することができます。2章や3章の紹介したsetUpメソッドでも使用しています。

Connection conn=getConnection();
DatabaseConnection connection=new DatabaseConnection(conn);
QueryDataSet acceptOrderDataSet = new QueryDataSet(connection);
acceptOrderDataSet.addTable("ACCEPT_ORDER");

テーブルのデータを取得するには、まず、QueryDataSetインスタンスを作成します。QueryDataSetのコンストラクタの引数には、DatabaseConnectionをを指定します。次に、addTableメソッドを実行します。addTableメソッドの引数には、テーブル名を指定します。これにより、"select * from (テーブル名)"を実行した結果のデータセットを表すことになります。上のサンプルコードでは、acceptOrderDataSetは"select * from accept_order"を実行した結果を表すデータセットになります。

他にも、DatabaseConnectionのcreateDataSetメソッドを使用してデータベースのデータを保持するデータセットを作成することができます。

IDataSet allDataSet=new DatabaseConnection(conn).createDataSet();
IDataSEt acceptOrderDataSet = new DatabaseConnection(conn).createDataSet("ACCEPT_ORDER");

createDataSetを引数なしで実行すると、データベースに存在する全てのテーブルの全てのデータを表すデータセットを取得することができます。特定のテーブルのデータのみを取得したい場合は、引数にテーブル名を指定します。

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