3. 更新メソッドのテスト
DBUnit 3章 更新メソッドのテスト
- 3.1. 更新メソッドのテスト
- 3.2. テストデータの作成
- 3.3. 単体テストの実装
この章では、データベースのテーブルのデータを更新するメソッドの単体テストを作成する方法を説明します。
3.1 更新メソッドのテスト
「更新メソッド」とは、データベースでinsert、delete、update文を実行し、テーブルデータの更新処理を行うメソッドです。
ここでは、AcceptOrderBeanクラスのstore メソッドを例に挙げます。storeインスタンスメソッドは、Accept_orderテーブルにデータを挿入するメソッドです。インスタンスフィールドに設定されている値と、同じ名前のカラムに設定されるデータの値が同じになるよう、データを更新します。
例えば、以下のようなフィールドを持つAcceptOrderBeanインスタンスがあったとします。
o_num | c_num | p_num | dc_rate | option_price | employee | accept_date |
---|---|---|---|---|---|---|
5004 | 1004 | 501 | 20 | 400 | 101 | 2004-01-03 |
このAcceptOrderBeanのstore()メソッドを実行すると、accept_orderテーブルに上のようなデータが1行追加されます。
更新メソッドでは、メソッド実行後にデータが正しくテーブルに更新されているか、確認します。更新メソッドの単体テスト作成の流れは、以下のようになります。
- テストデータを作成する
- 単体テストクラスを実装する
- 単体テストを実行する。
それでは、storeメソッドのテストを例に各手順について詳しく見ていきましょう。