DBUnit 2章 参照メソッドのテスト
- 2.1. 参照メソッドのテスト
- 2.2. テストデータの作成
- 2.3. テストデータの登録
- 2.4. テストメソッドの実装
- 2.5. テストデータの後片付け
- 2.6. DatabaseOperation
2.5 テストデータの後片付け
最後に、テストデータの後片付けを行う処理を実装します。setUpメソッドの場合と同様に、IDatabaseConnectionを取得した後、バックアップファイルを読み込み、データを登録してます。
sprotected void tearDown() throws Exception{ IDatabaseConnection connection =null; try{ super.tearDown(); Connection conn=getConnection(); connection =new DatabaseConnection(conn); IDataSet dataSet = new FlatXmlDataSet(file); DatabaseOperation.CLEAN_INSERT.execute(connection,dataSet); }catch(Exception e){ e.printStackTrace(); }finally{ try{ if(connection!=null) connection.close(); }catch(SQLException e){} } }
ここでは、setUpメソッド内で取得したバックアップファイルを、DatabaseOperation.CLEAN_INSERTのexecuteメソッドにより、accept_orderテーブルに復帰しています。CLEAN_INSERTを指定することにより、accept_orderテーブルよりテストデータをすべて削除してから、バックアップしたデータを投入しています。
実習課題1
Customerテーブルよりデータを取得するクラスのテストクラスを、DBUnitを使用して作成しなさい。
- Customer テーブルの構造は以下の通り。
カラム名 データ型 P NN 内容 c_num char(4) * * 顧客番号 c_name varchar(40) 顧客名 address varchar(20) 住所 office char(2) 事業所番号 - Customerテーブルを操作するCustomerBeanクラスを作成する。 CustomerBeanクラスは以下のようになる。
- 以下のフィールドをプライベートフィールドを持つ
フィールド名 データ型 c_num String c_name String address String office String
- loadByC_numインスタンスメソッドを持つ。loadByC_numは、プライマリーキー「c_num」でCustomerテーブルを検索し、取得したデータをカラムと同じ名前のインスタンスフィールドに設定する。
- 以下のフィールドをプライベートフィールドを持つ
- CustomerBeanのloadByC_numメソッドをテストするクラスを、DBUnitを使用して作成する。