ユーザインタフェース 8章 基本的なコンポ−ネント2
8.3. javax.swing.JSlider
「JSlider」は下図のようなスライダーを提供するコンポーネントです。
インスタンスの作成は以下のようにします。
JSlider slider=new JSlider(SwingConstants.HORIZONTAL,0,100,50);
1番目の引数で水平方向のスライダーを作成するか垂直方向のものを作成するか指定します。2番目で最小値、3番目で最大値、4番目で初期値を指定します。
目盛りを表示するには「setPaintTicks」メソッドを使用します。目盛りの表示間隔を変えるには「setMajorTickSpacing」「setMinorTickSpacing」メソッドを使用します。
(実習課題4)
以下のプログラムを作成しなさい。
- ウィンドウに含まれるコンポーネントはスライダーとラベル。
- ラベルにはスライダーの現在値が表示されるようにする事。
- スライダーを動かすと、ラベルの値もそれに合わせて変化するようにする事。
- ラベルには目盛りを表示する事。
- (ヒント)「ChangeListener」を利用する。