ユーザインタフェース 13章 ツリー
13.2. JTreeの生成
「JTree」は、配列や「Vector」「Hashtable」を用いても作成することができます。
String pacific[]={"hawks","lions","fighters","blue wave","marines","buffaloes"}; String central[]={"giants","dragons","bay stars","swallows","carp","tigers"}; Hashtable root=new Hashtable(); root.put("central",central); root.put("pacific",pacific); JTree tree=new JTree(root);
配列や「Vector」の場合は、順番どおりに子供が現れます。「Hashtable」の場合は、どのような順番になるかわかりません。また子供がノードの場合(配列や「Vector」「Hashtable」)、配列や「Vector」では各オブジェクトの「toString」の返り値が、「Hashtable」ではキーの値が表示されます。「Hashtable」で子供がリーフの場合もキーの値が表示されます。
「DefaultMutableTreeNode」を使用した場合と異なり、ルートのノードが表示されません。「JTree」の「setRootVisible」メソッドによってルートの不可視を設定する事ができます。
(実習課題1)
以下のプログラムを作成しなさい。
- ウィンドウに含まれるコンポーネントはツリーコンポーネントのみ。
- ツリーコンポーネントは配列または「Vector」「Hashtable」を使用して作成する事。
- ツリーの深さは3以上にすること。データ内容は任意。