2005.10.25 株式会社四次元データ 宮澤了祐
入出力(java.io) 6章 フォーマット入出力2
- 6.1. 書式指定子の記述方法2
- 6.2. 時刻関連の書式指定子
6.2. 時刻関連の書式指定子
引数にLong、Calender,Dateなどのオブジェクトを用いることで、時刻情報を使いやすい形に変換出来ます。 Long型の場合、1970年 1月 1日グリニッジ標準時 00:00:00.000 からの経過時間をミリ秒で示した値が入る必要があります。
以下は、時刻を変換する書式指定子のリストです。
書式指定子 | 説明 |
---|---|
tH, TH | 時間 (00 - 23) 0 が付加される |
tI, TI | 時間 (01 - 12) 0 が付加される |
tk, Tk | 時間 (0 - 23) 0 は付加されない |
tl, Tl | 時間 (1 - 12) 0 は付加されない |
tM, TM | 分 (00 - 59) 0 が付加される |
tS, TS | 秒 (00 - 60) 0 が付加される |
tL, TL | ミリ秒 (000 - 999) 0 が付加される |
tN, TN | ナノ秒 (000000000 - 999999999) 0 が付加される |
tp, Tp | 午前・午後の表記 ロケールに依存する。日本では 午前/午後 |
tP, TP | 午前・午後の表記 ロケールに依存する 日本では 午前/午後 |
tz, Tz | GMT からのタイムゾーンのオフセット 日本なら +0900 |
tZ, TZ | タイムゾーンを省略形で示したもの 日本なら JST |
ts, Ts | 1970/1/1 00:00:00 UTC からの秒 |
tQ, TQ | 1970/1/1 00:00:00 UTC からのミリ秒 |
tB, TB | 月の表示 ロケールに依存。日本では "1月" |
tb, Tb | 月表示の省略形 ロケールに依存。日本では "1" のように数字だけ |
th, TH | tb と同じ |
tA, TA | 曜日の表示。ロケールに依存。日本では "月曜日" |
ta, Ta | 曜日の省略形。ロケールに依存。日本では "月" |
tC, TC | 年を上 2 桁で表したもの (00 - 99) 0 が付加される |
tY, TY | 年を 4 桁で表したもの。0 が付加される |
ty, Ty | 年を下 2 桁で表したもの (00 - 99) 0 が付加される |
tj, Tj | 1 月 1 日からの経過日 (グレゴリオ暦であれば 001 - 366) 0 が付加される |
tm, Tm | 月を 2 桁の数字で表したもの (01 - 13) 0 が付加される。13は太陰暦を使用する場合に使用。 |
td, Td | 日付を 2 桁の数字で表したもの (01 - 31) 0 が付加される |
te, Te | 日付 (1 - 31)0が付加されない。 |
tR, TR | %tH:%tM と同じ |
tT, TT | %tH:%tM:%tS と同じ |
tr, Tr | %tH:%tM:%tS %tP と同じ |
tD, TD | %tm/%td/%ty と同じ |
tF, TF | %tY-%tm-%td と同じ |
tc, Tc | %ta %tb %td %tT %tZ %tY と同じ |
以下のように使用します。
Date date = new Date(); System.out.printf("%tY年%<tB%<te日(%<ta)%<tp%<tl時%<tM分",date);
2005年6月29日(水)午後10時02分