2005.10.14 株式会社四次元データ 小野彩子
9.2 インストール
まずは、JAXBのインストールをしましょう。JAXBは、SUNが提供しているJava Web Services Developer Pack(以下、JWSDP)に含まれていますので、JWSDPをインストールします。ここでは、Linux版のインストール方法について、説明します。
- もしJava2 SDKがインストールされていなければ、インストールします。バージョン1.4.1以上のものをインストールしてください。
- JWSDPをダウンロードします。ここからダウンロードできます。執筆時(2004/4/20)の最新バージョンは1.3です。
- インストーラを起動します。その後はインストーラの指示に従ってください。
$/bin/sh jwsdp-1_3-unix.sh
consoleオプションを使用すれば、コマンドラインからインストールを行うことができます。
$/bin/sh jwsdp-1_3-unix.sh -console
次に、JAXBを使用するのに必要な設定を行います。
- PATHを設定します。インストールディレクトリを"JWSDP_HOME"とした場合、$JWSDP_HOME/jaxb/binディレクトリにPATHを設定します。
- クラスパスを設定します。インストールディレクトリを"JWSDP_HOME"とした場合、以下のjarファイルにクラスパスを設定してください。
$export CLASSPATH=$CLASSPATH:$JWSDP_HOME/jwsdp-shared/lib/jax-qname.jar: $JWSDP_HOME/jwsdp-shared/lib/namespace.jar:$JWSDP_HOME/jaxb-1.0/lib/jaxb-api.jar: $JWSDP_HOME/jaxb-1.0/lib/jaxb-libs.jar:$JWSDP_HOME/jaxb-1.0/lib/jaxb-ri.jar: $JWSDP_HOME/jaxb-1.0/lib/jaxb-xjc.jar: $JWSDP_HOME/jaxp-1.2.2/lib/endorsed/dom.jar:$JWSDP_HOME/jaxp-1.2.2/lib/endorsed/sax.jar: $JWSDP_HOME/jaxp-1.2.2/lib/endorsed/xalan.jar:$JWSDP_HOME/jaxp-1.2.2/lib/endorsed/xercesImpl.jar: $JWSDP_HOME/jaxp-1.2.2/lib/endorsed/xsltc.jar:$JWSDP_HOME/jaxp-1.2.2/lib//jaxp-api.jar
これで、インストールが完了です。
(実習課題1)
JAXBをインストールしなさい。