Struts 9章 Logicタグライブラリ2
9.4. messagesPresentタグ/messagesNotPresentタグ
messagesPresentタグ/messagesNotPresentタグはrequestスコープにorg.apache.struts.action.ActionErrorsオブジェクト(<html:errors>で表示されるメッセージを格納)、または文字列/文字配列が格納されているかどうか調べるタグです。タグはデフォルトで、ActionErrorsオブジェクトを調べます。以下は主要属性の一覧です。
属性名 | 必須 | スクリプト 可能 |
説明 |
---|---|---|---|
name |
○ | 指定すると文字列・文字列配列を調べるようになります。指定した名前でrequestスコープに登録されているかどうかを調べます。 | |
property | ○ | 指定すると、それに関連付けられているActionErrorsオブジェクトのみを調査対象にします。<html:errors>のproperty属性に対応しています。 |
主に以下のように、<html:errors>タグと組み合わせて使用します。ActionErrorsが存在するときはエラーメッセージを、存在しないときは通常のメッセージを出力します。
... <logic:messagesPresent><html:errors /></logic:messagesPresent> <logic:messagesNotPresent>入力してください。</logic:messagesNotPresent> ...
(実習課題3)
実習課題2のアプリケーションを改良しなさい。
- エラーがある場合とない場合とで、入力フォームに表示するメッセージを変えるようにしなさい。