8. Logicタグライブラリ
Struts 8章 Logicタグライブラリ
8.1. Logicタグライブラリ
Logicタグライブラリは、論理的な処理をタグで実現するライブラリです。コレクションや配列から1つずつ要素を取り出すiterateタグや、条件分岐を実現するequal, greaterThan, lessThanなどがあります。
Logicタグライブラリを使用するためには、TLDファイル(struts-logic.tld)とweb.xmlへの設定が必要です。TLDファイルはstrutsのlibディレクトリにありますので、適当な場所にコピーしてください。web.xmlへの設定は以下のようになります。
<web-app> ... <taglib> <taglib-uri>http://jakarta.apache.org/struts/tags-logic</taglib-uri> <taglib-location>/WEB-INF/tld/struts-logic.tld</taglib-location> </taglib> ... </web-app>
Logicタグライブラリのタグを使用する際には、JSPページの先頭でtaglibディレクティブの宣言が必要です。
<%@ page contentType="text/html; charset=EUC-JP" %> <%@ taglib uri="http://jakarta.apache.org/struts/tags-logic" prefix="logic" %> ...
taglibディレクティブのuri属性に、直接tldファイルの場所を指定することによってweb.xmlの設定を省略する事もできます。またLogicタグライブラリのクラスファイルはstruts.jarに含まれていますので、jarを別に設定する必要はありません。