4.3. includeタグ
includeタグはリソースを読み込んでString変数に格納するタグです。<jsp:include>タグとの違いは、読み込んだリソースを出力するか変数に格納するかの違いです。includeタグはリソースの指定方法の違いによって3種類の属性を使い分けます。以下の3つです。
属性名 | 必須 | スクリプト 可能 |
説明 |
---|---|---|---|
id | ○ | 変数名を指定します。 | |
forward | ○ | リソースをstruts設定ファイルの<global-forwards>タグから検索します。セッション情報も渡されます。 | |
href | ○ | URLで読み込むリソースを指定します。「http://」で始まる必要があります。セッション情報は渡されません。 | |
page | ○ | アプリケーションルートからのパスで読み込むリソースを指定します。「/」から始まります。セッション情報も渡されます。 |
リソースを格納する変数は「id」属性で指定します。下記はサンプルでは、「http://www.techscore.com」のホームページを読み込んで変数に格納しています。
<bean:include id="homepage" href="http://www.techscore.com" /> <%=homepage %>
(実習課題3)
以下のWebアプリケーションを、Strutsを用いて作成しなさい。
- includeタグを用いて、複数のリソースを読み込んで表示するページを作成する事。
- 3種類の属性、全てを使用する事。