3. Beanタグライブラリ
Struts 3章 Beanタグライブラリ
- 3.1. Beanタグライブラリとは
- 3.2. defineタグ
- 3.3. parameterタグ/cookieタグ/headerタグ
3.1. Beanタグライブラリとは
BeanタグライブラリはStrutsを便利にする4つのタグライブラリの内の1つです。主にJavaBeansを使いやすくするためのタグを提供しています。Beanタグライブラリを使用するためには、まずTLDファイルの取得とweb.xmlへ設定の記述が必要です。TLDファイルはStrutsの「lib」ディレクトリに「struts-bean.tld」という名前でありますので、適当なディレクトリにコピーしてください。ここでは「/WEB-INF/tld」ディレクトリにコピーしたとします。
続いてweb.xmlを編集します。
<web-app> ... <taglib> <taglib-uri>http://jakarta.apache.org/struts/tags-bean</taglib-uri> <taglib-location>/WEB-INF/tld/struts-bean.tld</taglib-location> </taglib> ... </web-app>
最後にBeanタグライブラリを利用するJSPページの先頭に、taglibディレクティブを記述します。
<%@ page contentType="text/html; charset=EUC-JP" %> <%@ taglib uri="http://jakarta.apache.org/struts/tags-bean" prefix="bean" %> ...
uri属性のところに直接TLDファイルの場所を指定する事により、web.xmlにおける<taglib>タグを省略することも可能です。またBeanタグライブラリは「struts.jar」に含まれていますので、他にjarファイルを取得する必要はありません。