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18.2. Tiles設定ファイルの作成

Tiles設定ファイルは、Tileをどのように組み合わせて表示するか規定したものです。ここではレイアウトについては考慮せず、Tilesを動作させる事に集中して説明します。

<?xml version="1.0" encoding="ISO-8859-1" ?>
  
<!DOCTYPE tiles-definitions PUBLIC
       "-//Apache Software Foundation//DTD Tiles Configuration//EN"
       "http://jakarta.apache.org/struts/dtds/tiles-config_1_1.dtd">
  
<tiles-definitions>
  <definition name="main" path="/WEB-INF/jsp/layout.jsp">
  </definition>
</tiles-definitions>

以上はTiles設定ファイルの例です。XML宣言とDOCTYPE宣言については、例と同じようにして下さい。

<tiles-definitions>タグの中の<definition>タグで、Tileの組み合わせを指定します。正確にはTiles設定ファイルだけで組み合わせを指定する事は不可能で、JSPページと組み合わせて指定します。<definition>タグの「name」属性は、組み合わせを唯一に特定するIDで、複数Tiles設定ファイルを指定した場合にも、全体で唯一でなくてはなりません。またこの「name」属性の値は、Actionクラスのforward先として指定する値になります。覚えておくようにして下さい。

「path」属性は、この組み合わせに対応するJSP/HTMLを指定するものです。Webアプリケーションルートからのパスで指定します。通常はページのレイアウトを規定したJSPページを指定します。今はレイアウトについて考慮しませんので、以下のような簡単なJSPページを指定する事にします。

<%@ page contentType="text/html; charset=EUC-JP" %>
<html><body>テスト</body></html>

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