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4.4. ループコントローラ

『ループコントローラ』は、属する要素を指定した回数だけ実行します。なお、『ループコントローラ』の設定画面で「無限ループ」にチェックを入れた場合は、ユーザが明示的にテストをやめるまで属する要素を実行し続けます。

4.5. 一度だけ実行されるコントローラ

『一度だけ実行されるコントローラ』は、その名のとおり、属する要素を一度だけ実行させるロジックコントローラです。たとえ『スレッドグループ』の「ループ回数」を複数回に設定していても、『一度だけ実行されるコントローラ』に属する要素は、必ず1スレッドにつき1回だけ実行されます。アプリケーションへのログインを再現するため等に使用されます。

4.6. シンプルコントローラ

『シンプルコントローラ』は、他のロジックコントローラとは異なり、それ自体には何の機能もありません。したがって、どの要素(HTTPリクエストや他のロジックコントローラ等)に付加しても何の影響もありません。

では何のために使用するかというと、『HTTPリクエスト』等の各要素をグループ分けしたりして、テストの内容を整理しやすくするために使用するのです。以下の2つの図を見比べてください。

『シンプルコントローラ』付加前 『シンプルコントローラ』付加後

左では、いくつものHTTPリクエストが並んでいるだけでそれぞれの関係が分かりにくいのに対し、右では、各HTTPリクエストがグループ分けされ、それぞれの関係が分かりやすくなっています。

(実習課題1)

今、以下の図のような『テスト計画』を作成しました。ただし、『スレッドグループ』の「スレッド数」は1、「ループ回数」は3、『ループコントローラ』の「ループ回数」は2とします。このとき、どの順番でどのようにリクエストが実行されていくか答えなさい。また、実際に同様の『テスト計画』を作成し、実行して確かめなさい。

『テスト計画』

解答例はこちら

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