1ヶ月間のインターンシップ

はじめに

初めまして、松本 樹といいます。
軽く自己紹介をすると、HAL大阪という専門学校のIT学部に所属している3年生です。

今回は、私が10月1日から10月31日までの1ヶ月間、シナジーマーケティング株式会社さんの
インターンシップに参加させていただいたことについて、お話をします。

1ヶ月を通して、どのようなことを学び、どのような経験をしたのかということを、
インターンシップへ参加を検討している方などにお伝えできればと思います。

インターンシップに参加したきっかけ

まず、今回インターンシップに参加したきっかけですが、
自ら応募したというものではなく、学校のインターンシップ制度というのがきっかけでした。

担任の先生からの推薦をいただき、
シナジーマーケティング株式会社さんのインターンシップに参加することが決まりました。

話によると、HAL大阪ではシナジーマーケティング株式会社さんへの初のインターンシップ生だったらしく、学校にもレポートや情報が一切なかったので、とても不安でした。

インターンシップの内容

主な取り組みとしては、新人研修用の課題を実施し、改善できそうなこと、良かったことなどを報告するという内容でした。

課題としては、以下の項目を実施しました。

  • Linux導入課題
  • Linuxコマンド課題
  • Linuxシェル課題
  • DB課題
  • Webアプリケーション作成課題

■1週目
1週目はLinuxの課題を全般的に行いました。

はじめに、「ITについて最低限の知識がある人に向けて、Linuxの概要がわかるような資料」という内容でLinux概要の資料を作成しました。
記事などを参考にしながらドキュメントにまとめていましたが、意味が違ったり抑えるべき特徴などは指摘していただき、Linuxについての知識を深めることができました。

次に、Linux導入課題を実施しました。
内容はLinuxの環境を構築する課題で、VirtualBoxを使い、仮想環境を立ち上げました。

次に、Linuxコマンド課題を実施しました。
基本的な操作や、ディレクトリ操作を行う課題でした。

■2週目
2週目の初日は、
コマンドの課題の新しい問題を考え作成しました。
いままでに、課題の作成などをしたことがなかったので悩みましたが、社員さんのアドバイスなどをいただき、良い問題ができたと思います。

次に、DB課題を実施しました。
テーブル操作の課題や、設計の課題もあり、ER図も作成しました。
私は普段、カラム名やデータ型は何気なく決めていたのですが、その点も厳しくチェックしていただき、勉強になりました。

そして、DB課題で難関だったのが、100万件のデータを投入する課題でした。
作成から投入までには10分以上かからないようにするのが要件だったので、
いかに早くデータを投入できるかという点で苦戦しました。

■3週目
3週目は、残りのDB課題を実施し、Webアプリ作成課題に取り掛かりました。

以上の課題の報告書をまとめ、週の半ばあたりから
Webアプリ作成課題(JavaによるSpringBootを用いたWebアプリケーションの開発)を実施し始めました。

内容は、ER図で作成した2つのテーブルをWebページ上から、データの観覧、作成、編集、削除ができる、
いわばCRUD機能を備えたアプリケーションの開発です。

一般的なシステムの開発工程を参考に進めるということだったので、
ウォーターフォールモデルを参考にし、開発を進めました。

まず、画面遷移図と画面設計図を作るために、ワイヤーフレームを作成し、
組み立てながら必要な要件や、機能を洗い出しました。

3週目は設計と環境構築を終え、終了しました。

■4週目

4週目から、実際にコードを書き始めました。
CRUD機能を作成するために、記事などを参考にしながらを作成していきました。

CRUD機能に関しては問題なく作成できたのですが、
テーブルを結合して表示したり、DB接続で詰まったり、要件定義していた点の抜けがあったりで1週分を使ってCRUDを作成しました。

抜けの部分に関しては、開発工程の重要さに気づき、もう少し詰めるべきだったと感じました。

■5週目
5週目は、いただいたレビューをもとにCRUDの修正を行いました。

CRUDの修正を行った後は、バリデーション機能を作成していきました。

元の要件定義では、ページング機能や検索機能を追加する予定だったのですが、
CRUD作成で時間がかかってしまったため、実装できませんでした。

悔しいですが、これも納期を満たすという点で勉強になりました。

そして、最終日に成果物の発表を行いました。

インターンシップに参加してみての感想

1ヶ月という長い期間でしたが、あっという間に終わりを迎えました。
現場でしか得られない社内の雰囲気や、社員さんとのコミュニケーション、開発現場の実際などを肌で感じることができ、とてもいい経験になりました。

最初は、JavaやLinuxも未経験で正直抵抗があるくらいでした。
ですが、課題をこなす、コードをかいていくうちに、エラーを見るのが平気になり、逆にこの方法で実装してやると執着心を抱くまででした。

技術的な部分もそうですが、社会人、エンジニアとしての在り方という点でもとても勉強になったと思います。

納期を守る点であったり、要件を満たすという点、会社として成果をあげるという点など、現場だからわかることを身に染みて感じることができました。

今まであいまいだった”はたらく”という言葉にも具体的にイメージを持つことができたのではないかと感じています。

インターンで学んだことはこれからの就職活動や、それ以外のところでも、生かしていきたいと思います。

最後に、
1ヶ月間、担当してくださった中西さん、大変お世話になりました。
インターンシップを設定してくださった伊藤さんにも感謝しております。
また他の社員の方々も、ランチをご一緒させていただいたり、声をかけていただいたりと、本当に感謝しています。

ありがとうございました!

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