OSS-DB Silver受験体験記

こんにちは、インフラエンジニアの射場です。

先日、OSS-DB Silverを受験してきました。

無事合格することができたので、合格体験記を書かせていただきます!

OSS-DB Silver受験の動機

私の所属するインフラチームに熟練のDB職人がいたのですが、別のチームに移動することになってしまいました。

DBのメンテナスや細々とした調査などで面倒を見てもらっていたのでこれからどうしようと途方にくれていましたが、決まってしまったことはしようがないので短期間でPostgreSQLの基本をババっと身につけてやろうと思い、受験することにしました。

使用した教材

合格された方の体験談を見るとこの2つで合格した事例が多かったので、先人に倣いこの2つをメインの教材に学習を進めました。

PostgreSQL 9.0をもとに書かれているので、少し古いですが十分実用に耐えます。

勉強方法

受験1週間前まで

まずは緑本の通読から始めました。

最初の方はPostgreSQLの歴史についてやライセンスについての解説でいまいち読む意欲がわきませんでした。

こんなの知ってても業務で使わないなーと熱が入りませんでしたが、試験で出た!のできちんと読むことをおすすめします。

それ以降はDBやPostgreSQLに関する説明がつづき、楽しく勉強することができました。

運用管理のセクションは日々の業務につながる部分なので、仮想マシンをたてて、実際にPostgreSQLを動かしながら学習を進めました。

やはり、実際にコマンドを叩きながら学習すると頭に入るもので、試験本番も高得点を出すことができました。

これから学習される方は学習用の環境をたてることをおすすめします。

学習していて辛かった部分が、SQL・関数のセクションでした。

普段開発業務を行わないので、基礎中の基礎のSQLしか理解しておらず読み進めるのがしんどかったです。

本番では単純なSQLは出ず、集約関数を用いたものや日付型の使い方を尋ねるもの、文法について誤っているものを探させるものが出題されました。

開発に携わらない人はしっかりSQL・関数を学習する必要があると思います。

受験1週間前

受験直前期は黒本やサンプル問題をひたすら解きました。

やはり、一般知識や運用管理のセクションは正答率が高かったですが、SQL・関数は芳しくなかったので、3日前になるとSQL・関数の部分しか学習しませんでした。

試験前日に模擬問題を解き、8割以上得点できていたので、心穏やかに試験に臨めました。

試験の感想

LPIJが問題を作っているので、LPICのような不思議な日本語ではなかったので変に考えることがなく受験することができました。

ひねった問題や嫌らしい問題がなかったので、勉強した分だけ結果に反映される試験だなという印象でした。(特にSQL)

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