LPIC 303 受験体験記

こんにちは、インフラエンジニアの射場です。

先日、LPIC 303を受験してきました。

無事合格することができたので、合格体験記を書きます!

LPIC 303受験の動機

当社にはネットワークやDBなど様々な分野に秀でたエンジニアがたくさんいます。

そんな彼らを見ていて自分にも強みが欲しいなーと思い、セキュリティのスキルを伸ばして行きたいと考えていました。

そこで白羽の矢が立ったのが、ボリューム少なめで業務に直結するLPIC 303でした。

使用した教材

Linuxセキュリティ標準教科書
Linuxサーバーセキュリティ徹底入門 オープンソースによるサーバー防衛の基本
徹底攻略LPI問題集Level3[303/304]対応
303試験の例題と解説

問題集は旧試験のものしかなかったのですが、新試験でも暗号化ファイルシステムやSELinux、iptablesなど旧試験とかぶっている部分があったので採用しました。

勉強方法

303試験:出題範囲詳細(Ver2.0)レベル 3 303 試験の出題範囲改訂(Ver2.0)について(差分の説明)を参考に出題範囲の確認から始めました。

上でも書きましたが、ざっと見た感じ暗号化ファイルシステムやSELinux、iptablesなどはそれほど差はなさそうという印象を受けました。

また、暗号化に関する部分も共通する部分は多めかなと感じました。

自分なりに分析した結果、Linuxセキュリティ標準教科書とLinuxサーバーセキュリティ徹底入門をメインの教材に学習を進めることにしました。

特に暗号化、暗号化ファイルシステム、SELinux、DNSに関する部分は繰り返し読み、コマンドを叩きまくる日々でした。

あとは重要度の高い分野について調べまくってました。

本やWebからのインプットを終えたあとは、徹底攻略LPI問題集Level3とLPI Japanの例題を2週間やり込みました。

間違えた問題や分からない単語は逐一調べつつ問題をこなしていたので、2週ちょっとしか進めることができませんでした。

しかしながら手を動かしまくって頭に叩き込んだので、かなり身につけることができました!

受験後に思ったのですが、LPICの受験対策で有名なPing-tがLPIC303用の問題集のリリースを発表しているので、それを待っても良かったかもしれません。笑

試験の感想

問題文を読む度に「何コレ」の連続でした。笑

スパッとわかったのは3〜4割程度でした。主に暗号化、暗号化ファイルシステム、SELinux、DNSに関する問題でした。

あとの問題は消去法で解きました。それでも多分いけてるだろうというのが半分くらい・・

時間いっぱいまで見直して、神に祈りを捧げつつ試験終了のボタンを押しました。笑

ふたを開けてみると600点で合格でした。ひとえに、Linuxサーバーセキュリティ徹底入門と303試験の例題と解説のおかげだと思います。

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