Ubuntu マシンに Active Directory 認証でログイン出来るようにする

Ubuntu マシンに Windows の Active Directory 認証で ssh ログイン出来るようにする方法を紹介します。CentOS など Red Hat 系のものでは設定したことがあったのですが、Debian 系のものでするのは初めてだったので備忘録も兼ねて記録に残しておきます。

最初に必要なパッケージをインストールします。ここでは自動起動の制御をする sysv-rc-conf をあわせてインストールしていますが、今回の目的に直接関係ないのでインストールしなくても OK です。

最初に /etc/samba/smb.conf を以下のように編集します。ここでは Windows ドメインが MYDOMAIN であるとします。

編集したらドメインに参加します。Administrator には Active Directory にコンピュータを追加する権限を持つユーザを指定します。

/etc/krb5.conf も修正します。以下の設定を適当なところに追加します。

nmbd, smbd, winbind を再起動し、動作を確認します。Active Directory 上のグループ名やユーザ名が取得できれば OK です。

/etc/nsswitch.conf を以下のように編集します。

編集したら動作確認をします。以下のコマンドを実行して Active Directory の情報が取得できれば OK です。原因はよくわかっていないのですが、今回設定したときは OS を再起動しないとうまく動作しませんでした。

最後に /etc/pam.d/common-session を編集します。以下の行を適当な箇所に追加します。

最後に ssh などでログイン出来ることを確認したらデーモンの自動起動の設定をして終了です。

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